サブカル男ゴロシになりたければ心得るべき、向井秀徳と三四郎

 

タイトルの通りです。この記事は音楽好きサブカル男子と懇ろになりたいガールズェンボーイズに捧げます。ソースは私や友の実体験です。ちなみに「サブカル男子」ってとこがポイントで、デフォルトでこじらせ感が必要です。なんで「シティボーイ」とかは眩しすぎるんで多分無理です。把握よろしくお願いします。

 

 

 

まずはシュートク・ムカイを知っているだろうか?

こういう人である。↓


This is 向井秀徳 「yui CHE.R.RY」〜バスバスバラ♫ver

 

彼の奇才っぷりは説明するまでもないので割愛するとして、知らなかったらググってください。まあとりあえず、そんなthis isムカイシュートクが、サブカル男子を落とすために有効な手段になりうるのではないかというアドヴァイスをまずは紹介したい。

 

「音楽の話になったら然るべきタイミングでシュートクの話を出せ」

 

これほんとにナンバガザゼン、シュートクのガチファンの皆様に怒られること必須なんですが、そこんところは目を瞑ってシルブプレ。あくまでもガチの音楽トークがしたい訳ではなく、こちらの持ち札として見せびらかすためのシュートクで(大変失礼)、こっちが相手より知ってたら向こうのプライドを傷つけるのでトゥーマッチ、サブカル男子はガラスのハートです。危ねえ危ねえ。

 

ちなみに「然るべきタイミング」ってのは難しいところですが、どんな音楽聴くん?みたいなお得意の「趣味の嗜好で値踏みトーク」に持ち込まれた際、シティポップとかヒップホップ系で軽くジャブ打って様子を伺い、相手が少し心を開いたところで、

 

「あ、あと、向井秀徳が好きで!yuiの『CHE.R.RY』カバーしてるの知ってる?!あれ大好き!」

 

これでいきましょう。

最初のジャブアーティストとのギャップがあればあるほど盛り上がります。相手が。

ちなみに「向井秀徳が好き」と言うだけでもいいんですが、向こうがバンド好きな場合、ナンバガマウンティングトークに持ち込まれたり、こちらがあまり詳しくないとわかるや否やマンスプレイニングをたたみ掛けられる危険性があります。チョーウザいよね。そこで前述の『CHE.R.RY』なんですね〜。こちら「ファンが好きなカバー曲」となっております。姑息だね〜。でもこの『CHE.R.RY』のいいところは、「知ってる人は知っている」カバー曲という点で通ぶれるだけだけでなく、ちゃんと曲/動画としても面白いというところですね。見てもらったら分かるけど、「バスバスバラ!!!」「返事はすぐーにしちゃだめだってえ”ーー!」「好きなのよお!ア”ァ!ア”ァ!ア”ァーア”!!!」ってどう考えてもめちゃくちゃ面白いやん。これはシュートク・ムカイの音楽的な魅力が余すところなく発揮されたものであると同時に、爆笑動画なんですね。そう、ネタになりやすいのです!!(大謝罪)まあ相手がこれを知ってるかどうかは別として、

 

「へえ〜、君、面白いね。」

 

とのお言葉が返ってくること間違いなし。むしろこれ待ちです。ちなみにサブカル男子は「面白い」子ってのが一番の褒め言葉なんでこれが引き出せればシメたもんです。加えて経験則から対象年齢は20代〜50代と幅広いです。まあ20代以降の男性を男子と言うのかは別として、サブカル気質がありゃあそんなの関係ねーってことです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

えーー続きましては、ご存知マセキ芸能社所属・お笑い芸人三四郎

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なんで三四郎?って思ったでしょ??チッチッチ、甘い甘い。

彼らが好きってことがサブカル男子のハートを射止めるんじゃあないんです。彼らのラジオのことですよ。そう、毎週金曜の「三四郎オールナイトニッポン」がリーサルウェポンになるってことを忘れちゃあいけないぜ!!!!

 

何を隠そう私半年ほど前から三四郎のANNのリスナーでして、あの何故かクセになるおふざけラジオに夢中な訳なんですね。そして、先日我らが田中みな実パイセンが出演してるテレ朝の「あざとくて何が悪いの?」において、「三四郎のANN聞いてるアピールする女はあざとい」というお墨付きをもらったことを受け、水を得た魚のように喋らんとする訳です。

 

まあそもそもラジオって男性リスナーの方が圧倒的に多いじゃないですか。オールナイトニッポンは深夜だし余計にそうかな。てな訳でそもそもANNの話なんてついてこられるのは男子だけで、ここで他の女子を圧倒的に出し抜けるってのがみな実パイセンの分析なんですね。さすが。

 

ここでも趣味なんかの話になった時にすかさず「最近はまってるもの」として「三四郎オールナイトニッポン」をあげましょう。ちなみに「三四郎が好き」と言うだけでもいいんですが、相手がお笑いファンの場合例に漏れずマウンティング、マンスプレイニングの危険性があります。チョーチョーチョーウザいよね。それらを回避するためにも、焦点をひとつに絞って「ラジオ」に言及するってのは強いです。何故なら通っぽいし(テキトウ)、ネタだけじゃなくてラジオもちゃんと聞いてることで芸人への愛がしっかりと伝わるからです。そして「あざとくて〜」で紹介されていた通り「テレビとは違って、じゃない方芸人の相田が回してる」と言うのもポイントですね。ラジオ内での相田の存在感はテレビとはレベちですから。上級者は最近相田がYouTubeに開設した「しゅーじまんチャンネル」に触れてみるのもアリです。まあこの話題に関しても、相手が知ってるかどうかは別として、

 

「へ〜、自分、おもろいやん。」

 

とのお言葉間違いナッシング。あ、ちなみに今のは関西弁ver.です。サブカル男子は東西を問わず生息しています。この言葉が引き出せればもう勝ちです。大勝利です。お笑いDVD映画音楽観賞まったりおうちデートに持ち込めるんじゃないですかね知らんけど。

 

 

 

 

「愛すべきアーティストや芸人をサブカルゴロシのためにやすやすと使うな!」とばかりに各所から怒られそうな感じでお送りしましたが、ここ数ヶ月でいくつかの事例が集まり我慢し切れず筆をとった所存です。

サブカル男子は趣味から入り距離を縮めるというのはもはや定説かもしれませんが、今回はその中でも、一撃必殺も夢ではない2組をご紹介しました。 

これからもサブカル男子に愛を持って真摯に向き合い、ケーススタディを通して彼らの実態に迫っていく所存です。また何か進捗があれば逐一お知らせしていきたいと思います。